私のお腹は赤子のように安らぐ

私のお腹は、いのちのエネルギーを敏感に感じ取っている。
非言語的には、何らかの空間的構造として把握しているのだけど、
NVCを使うと、言語を使ってその構造を紐解いていくことができる。


エネルギーの詰まりや、流れの滞り、
その空間的構造を、
複式呼吸と共に、
言葉で言い表してみる。


感情は、
英語でemotionだけど、
文字通り、エネルギー(energy)の動き(motion)。


「悲しい」
「落ち着かない」
「気持ちが悪い」
(日本語の「気(エネルギー)」にまつわる表現は的確だ!)


お腹が敏感に感じ取るエネルギーの在り様を、
的確に感情の言葉で言い表すことができると、
エネルギーが動くのがわかる。
いのちが息を吹き返す。
エネルギーが動くと、深いため息が漏れ、身体にも相応の変化が起こる。


ここ迄は、3次元的な物理次元のエネルギー構造だが、
感情の背後には、ニーズという、イデアの次元に通じるエネルギー構造がある。
イデアの次元というのは、時間軸にはない永遠の次元。


「お互い様(全てが関係しあっている)」
「愛」
「豊かさ」


満たされている /満たされていない
欠乏/充足
という二元性は、実は純粋なイデアの次元にはない。


ノンデュアリティ(非二元)の気づきは、
所属や安全などの基本的なニーズをも、
永遠の次元での直接的経験とする。


この永遠の宇宙に所属しているという直接的経験としての私。
この永遠の宇宙より他に、安全な場所はあるだろうか?
そして、完璧さは、未知としての「今」に永遠に在る。


この完璧さへの信頼が訪れる時、私のお腹は赤子のように安らぐのだ。